神戸市でおすすめの納骨堂22選!口コミで人気の業者を厳選しました。

納骨堂を利用する上でよく起こるトラブルとその防止方法について解説!

公開日:2022/07/15   最終更新日:2022/07/22

よく起こるトラブルとその防止方法墓地管理の大変さや家族構成の変化などを背景に、需要が拡大の一途を辿る納骨堂ですが、その中でも管理のしやすさや価格の明瞭さからロッカー式納骨堂は人気となっています。しかし、納骨堂に関してはトラブルが起きるケースもあります。そこで、今回の記事では納骨堂にありがちなトラブルなどを中心にご紹介します。

納骨堂を利用する上でよく起こるトラブル

墓地管理の苦悩から解放され、墓石の購入も不要である納骨堂ですが、ロッカー式の納骨堂は管理のしやすさなどを背景に人気が高まっており、すでに多くの方々がご利用されています。納骨堂のしくみは墓地とは異なり、基本的に屋内で管理されることが大きな特徴です。利便性も高く人気が高まっている一方で、納骨堂ならではのトラブルが起きているのも事実です。では一体どんなトラブルが起きているのでしょうか。

合祀に関するトラブル

墓地や墓石での管理とは異なり、納骨堂でのお骨の保存に関しては一定期間を超えると、合祀へと移行することが一般的です。もちろん、期間は数年などの短い期間ではなく、33回忌以降などの期限ですが、親族やご自身の骨がいずれ誰かと一緒に合祀されることに抵抗感がある人もすくなくありません。

費用の安さや管理コストの側面から、合祀に移行することはやむを得ない事情ですが、後々になって合祀について反対する親族が出てくるトラブルも起きています。

例として、故人の遺志を尊重してお子さんが納骨堂と契約をしても、その後別の親族が墓の管理を怠ったことにご立腹される、というケースがあります。

管理トラブル

吹きさらしの墓地や墓石とは異なり、基本的に納骨堂は屋内でしっかりと管理されます。室温も安定しており、気候にも左右されない場所で故人は静かに眠ることができます。

しかし、管理をする上で契約者との意向が沿わずにトラブルとなるケースもあります。よくあるパターンとしては、管理費の問題です。定期的に納骨堂では管理費を請求するケースがあり、不明瞭な金額であるとトラブルになるケースがあります。

遺言トラブル

納骨堂との契約は被相続人が生前の段階から契約していることがあります。次世代の方が管理しやすいように良かれと思って契約をしているケースがあります。

しかし、遺言の形態があいまいで意思疎通が難しいという側面があります。せっかく契約をしたのに、家族の意向とは異なっており、遺言をきっかけに納骨トラブルに発展することがあります。

納骨堂に関するトラブルを防ぐためには?

せっかく墓地よりも管理がしやすく費用も安いことが魅力の納骨堂ですが、それでもトラブルが起きてしまうことがあります。大切な故人が穏やかに過ごせるように納骨堂と上手に付き合っていくためには、無用なトラブルは避けることが重要です。では、納骨堂に関するトラブルを防ぐためには一体どうするべきなのでしょうか。

契約は慎重に

納骨堂による納骨スタイルは、登場してから新しい文化です。地方ではいまだに墓守をすることを大切にしている地域もあり、一つの世代が抜けるように納骨堂へと入ることを親族が反対するケースもあります。生前契約であれ、逝去後に契約をする場合であれ、納骨堂との契約を決める前には慎重に検討すべきでしょう。

とくにすでに墓地がある場合には、親族間のトラブルを避けるためにも、話し合いの場を持つなどの対策を行いましょう。また、契約前には初期費用だけでなく、継続して支払う管理費用に関してもしっかりと説明を受けることが重要です。今後どのぐらいの管理コストがかかるのか冷静に見極めるようにしましょう。

宗教観がある場合は冷静に立ち止まって

納骨堂にも色んなスタイルがあり、仏教系のスタイルのものもあれば、無宗教を基本としている場所もあります。日本には仏教徒が多いとされていますが、移民も増加している今では、キリスト教やイスラム教などさまざまなルーツを持つ方と混合しながら、納骨が管理されることも予想されます。

宗教的な価値観を強くお持ちの場合は、納骨堂という合祀を見据えたスタイルはそぐわない可能性があります。故人の遺志の尊重のためにも、冷静に考えてみることがおすすめです。

万が一、トラブルが起きてしまった際の対処法

悩みに悩んでから納骨堂との契約を決めた場合でも、どうしてもトラブルが起きてしまうこともあるでしょう。本来は起こらないことが望ましいトラブルですが、もしも起きてしまったらどうするべきでしょうか。

契約初期の段階でクーリングオフや費用に関するお悩みを持ったら、まずは全国各地に展開されている消費者センターに相談をすることがおすすめです。消費者センターは法的な視点から相談員が対応しており、悪質なケースでは弁護士紹介なども行っています。契約やお金のトラブルは弁護士に相談をすることがおすすめです。

また、納骨に関しての管理方法があいまいなケースでは、各自治体にある市民向けの窓口にご相談されることも方法の1つでしょう。トラブルには泣き寝入りをするのではなく、きちんと対処をすることがおすすめです。

 

今回の記事では納骨堂にまつわるトラブルに関してご紹介しました。次世代の方にも好評の新しい納骨スタイルですが、さまざまな業者が登場している昨今では、じわじわとトラブルが増えているのも事実です。契約をご検討しる場合には、じっくりと検討の上で決めるようにし、トラブルの際にはご紹介した相談窓口を活用されることがおすすめです。

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