神戸市でおすすめの納骨堂22選!口コミで人気の業者を厳選しました。

納骨堂と永代供養どちらを選ぶ?メリット・デメリットを比較

公開日:2021/08/01  最終更新日:2021/08/04


お墓と納骨堂の違いや永代供養の意味をよくわかっていない人は多いのではないでしょうか。お墓や納骨堂は遺骨や位牌を収める形の違いで、永代供養は契約形態のことです。そうはいってもいまいちピンとこないでしょう。そこで今回は、とくに誤解されがちな納骨堂と永代供養の2つの違いがわかるよう、メリットとデメリットに分けて解説します。

納骨堂のメリット

納骨堂は屋内施設がほとんどで、多くの骨壺が同じ建物内に収められているのが特徴です。永代供養付きの納骨堂もあり、近年注目されているお墓のスタイルでもあります。納骨堂のメリットは主に以下の4点です。

■一般的なお墓と比べると費用を抑えられる

御影石などの墓石で立てられる一般的なお墓よりも費用を抑えられます。一般的なお墓の相場は180万円から300万円前後ですが、納骨堂では10万円から100万円程度、仏壇などに質のよい素材を選ぶと200万円程度です。タイプや利用年数、収蔵数によっても料金は変わりますが、一般的なお墓と比べると費用が抑えられることがわかります。

■管理不要でお参りが気軽にできる

一般的なお墓は屋外にあるため、雑草が生えたり墓石に砂や鳥のふんなどの汚れがついてしまったりします。墓掃除用の水道が墓地内に複数あれば楽かもしれませんが、1か所であれば何リットルか水を用意して運ぶのはつらいものです。

その点、納骨堂は屋外なので汚れる心配もなく、施設がきちんと管理をしてくれるので参拝が楽になります。とくに高齢になってくると移動するだけでもかなり体力を使うので、管理が不要という点はかなりプラスになるはずです。

■骨壺も預けられる

お墓の中に骨壺を収めるように、納骨堂にも遺骨が収められます。仏壇型やロッカー型では位牌も入れられるので、仏壇がない人にもおすすめです。

■アクセスがよい場所にある場合が多い

民間団体が運営する場合、比較的アクセスがよい場所であることが多い傾向があります。とくに都市部を中心に増加している「自動搬送型(マンション型)」の納骨堂は駅から近い場所にあることが多いです。足腰が悪くなったり自動車が運転できなくなったりした場合も想定すると、公共交通機関で通えるのであれば参拝できなくなるのではという不安もなくなります。

納骨堂のデメリット

■自由にお供え物ができない

納骨堂は屋内施設が多いため、供え物に制限があることがほとんどです。火気厳禁なのでたばこのお供えはもってのほかでしょう。食べ物や花など、最終的には処分しなければならないものもお供えできないケースがほとんどです。個別のスペースで線香をあげられないこともありますが、共同スペースに焼香台があることもあります。

■建物の老朽化や経営困難などの対策が取れない

お墓は古くなれば別の場所に移し、きれいな墓石で新しく立てることもできます。しかし、納骨堂の建物はほとんどがそのままでしょう。契約後から何十年も預けていれば当然建物の老朽化も始まります。建築当初は耐震性が強くても、経年劣化によって耐震性は低くなるのです。

また施設が経営困難になる可能性もあります。これらは防ぎようがないので、契約前に経営が安定しているかどうかや建物の管理をしっかりと行っているか確認するとよいでしょう。

永代供養のメリット

永代供養とは長い年月にわたり供養を行うことであり、永遠に供養をしてくれるという意味ではありません。無期限で供養している納骨堂もありますが、33回忌や50回忌と期間が設けられているケースが一般的です。利用期間が終われば自動的に合祀されます。

■長い年月にわたり管理を任せられる

一度利用料を支払えば寺院や施設に任せられます。親の世代で支払いを終えれば子世代が支払う必要がなくなり、今後参拝するであろう子どもたちの負担も減らせます。後継がいない人に需要が多く、埋葬された後も確実に供養される点がメリットです。

■承継墓よりも割安

納骨堂のタイプによっても変わりますが、承継墓と比べれば割安です。相場は納骨堂のメリットで解説した「一般的なお墓と比べると費用を抑えられる」を参考にしてみてください。

永代供養のデメリット

■合祀されると個別で遺骨を取り出せない

利用期間が終わって更新しなければ自動的に合祀されます。合祀されるとほかの遺骨とともに一か所で供養されるので、後から個別に取り出すことができません。合祀を希望しないのであれば、更新月をきちんと確認して手続きをしましょう。

■何代も続けばお墓よりも割高になる

納骨堂の使用が何代にもわたって続けば更新費用が掛かるので、タイプによっては承継墓を購入したほうが割安になっていたというケースもあります。収蔵数によっても金額が変わるので、今後どれくらいの数が収蔵されることになるのか予想しておくことも重要です。

まとめ

納骨堂と永代供養の違いを、それぞれのメリット・デメリットと共に解説しました。ただし、人によってはデメリットがメリットへと転じる場合もあります。どのような要素が自分にとってプラスになるのかを考え、最善が選べるよう準備しておくことをおすすめします。

おすすめ関連記事

SEARCH

NEW POST

投稿日 2023.12.18
会社名:宗教法人 浄土真宗本願寺派 高法寺 住所:〒651-0063神戸市中央区宮本通7丁目1-18 TEL:078-232-0302 紫金山 高法寺は、400年以上も昔から続く由緒あるお寺
続きを読む
投稿日 2023.12.18
会社名:法華宗 塩飽山 妙昭寺 住所:〒652-0006 兵庫県神戸市兵庫区神田町36-3 TEL:078-361-3679 妙昭寺は、1931年に設立された神戸市内にあるお寺です。2011
続きを読む
投稿日 2023.11.16
会社名:浄土真宗本願寺派 徳善寺 住所:〒654-0025 電話番号:078-732-0531 新しいお墓のスタイルとして、納骨堂を選ぶ方が増加しています。神戸市須磨区にある徳善寺では、伝統
続きを読む
投稿日 2023.11.16
会社名:岸光山 真照寺 住所:〒657-0817 兵庫県神戸市灘区上野通8-7-5 電話番号:078-801-0061 真照寺は、神戸市灘区にある浄土真宗本願寺派のお寺です。王子公園の北側に
続きを読む
投稿日 2024.01.15
近年、故人を偲ぶ場所として納骨堂を選ぶ方も少なくありません。納骨堂は従来のお墓以外の選択肢として浸透してきました。しかし、納骨堂にはさまざまな種類が存在するため、選び方には注意が必要です。こ
続きを読む
投稿日 2023.09.11
【詳細】 寺院名:株式会社神東社 住所:〒651-0067 神戸市中央区神若通2丁目2番6号 TEL:078-222-2222 神東社は、葬儀から納骨までのトータルサポートがうけられる会社で
続きを読む
投稿日 2024.03.15
納骨堂とは、多くの人が最終の安息の場として選ぶ施設のひとつです。ですが、それぞれの納骨堂には異なる宗旨や宗派が存在するのでしょうか。そして、宗派や宗教にとらわれず、無宗教の人々も利用すること
続きを読む
投稿日 2024.02.15
近年、革新的なお墓の形態である「機械式納骨堂」が注目を集めています。本記事では、都市部に便利な立地や効率的な遺骨管理、自動搬送の利点など、その魅力を解説します。さらに、この記事ではその特徴や
続きを読む
投稿日 2023.12.15
昨今、メディアや雑誌などで取り上げられることの多い納骨堂。利用者も増加傾向にありますが、納骨堂へお参りする際のマナーをご存知ですか。間違ったマナーでお参りすると、周囲に迷惑をかける場合があり
続きを読む
投稿日 2023.11.15
納骨堂で永代供養するときにかかる費用をご存知ですか。あらかじめ、費用相場を知ることで、いざというときに焦らずに準備することができるでしょう。この記事では、納骨堂で永代供養する場合の費用相場、
続きを読む