神戸市でおすすめの納骨堂22選!口コミで人気の業者を厳選しました。

納骨堂と永代供養墓の違いとは?メリットとデメリットも合わせて紹介

公開日:2024/09/15  

?

お墓とは亡くなった方を弔うための遺骨の収蔵場所といわれており、昔から日本独特の風習と考え方にもとづき、故人を偲び、祈るためのシンボルのような存在とされています。しかし、近年では、そんなお墓にかわって納骨堂と永代供養墓が利用されることをご存知でしょうか。今回は、そちらについて、詳しく解説します。

納骨堂と永代供養墓の違い

まずは、納骨堂と永代供養墓の特徴や違いについて解説します。

これらふたつは似ているようにみえますが、実は異なるポイントがあるのです。今後利用を検討している方は、下記で解説しているそれぞれの特徴をよく理解しておきましょう。

納骨堂とは

個人や夫婦など、さまざまなケースに対応して遺骨を収蔵することが可能な納骨スペースとなっており、室内に設けられていることが多いというのが一般的です。

納骨堂とお墓の明確な違いとして、遺骨を土に還さず骨壺でそのまま収蔵するという点や、ひとつの建物の中に多くの納骨スペースがあるという点が挙げられています。

こちらの納骨堂は、昭和初期から存在しており、その頃は、お墓が完成するまでの間、一時的に遺骨を預かる保管場所を指していました。しかし近年になると、個人のニーズに合わせてお墓の代わりに納骨堂を利用する方が増えてきたのです。

永代供養墓とは

永代供養墓とは、霊園や墓地の管理者が遺骨を預かり、供養や管理してくれる供養方法を指します。

お墓の場合は、管理費などが必要となってきますが、永代供養墓だと永代供養料というのを支払えば、お墓のように維持費は必要ないのが大きな特徴です。また、永代供養は、契約期間が設定されている場合があり、その契約期間を過ぎるとほかの遺骨と共に合祀されます。

こちらは、最初の段階で合祀の永代供養墓もあるため、事前にチェックしておくことが重要といえるでしょう。このような特徴から、永代供養墓は、お墓を所持していない方や跡継ぎがいない方に多く利用されています。

納骨堂のメリット・デメリット

次に納骨堂のメリット・デメリットについて、解説します。

上記では納骨堂の特徴を説明しましたが、それぞれのメリット・デメリットを把握したうえで利用を検討しましょう。

シンプルに供養が可能

納骨堂の大きなメリットのひとつとして、供養が簡単という点が挙げられます。

遠くに住んでいる方でも、納骨堂が管理をしてくれるため、安心して任せられます。そのため、忙しい方にもおすすめです。また、お墓を建てる必要がないため、費用を抑えることが可能です。

お墓を建てる際には、100万円以上かかるといわれているため、その費用がかからないだけでも、非常に大きなメリットといえるでしょう。

天候に左右されない

納骨堂は室内にあるため、参拝する際などに、天候に左右されることもありません。

雨の日や風の強い日も室内のため、気兼ねもなく参拝できます。また、骨壺のままの状態で預けられているため、常に亡くなった人を敬えるというのも大きなメリットです。

お供え物の制限がある

お供え物の種類は決まっているため、自分がお供え物したいものや故人が好んでいた品などを持ち寄れない可能性があります。

しかし、制限のあるお供え物でも持ち帰れば基本的に問題はないといわれています。お供え物を用意する際には、事前に納骨堂に確認しておきましょう。また、納骨堂は契約期間後、合葬の可能性があるため、遺骨の回収ができないというのもデメリットです。

永代供養墓のメリット・デメリット

最後に永代供養墓のメリット・デメリットについて解説します。

以下で説明することをぜひ参考にして、永代供養墓を検討してみましょう。

お墓の継承者が不要

永代供養は管理者の方が供養や管理をしてくれるため、お墓の継承者がいなくても安心というメリットがあります。

そのため、家族に負担をかけたくない方にも永代供養は、非常におすすめです。

費用がかからない

永代供養は、お墓を建てた場合と比べると、費用を大きく抑えられるというのも大きなメリットです。

永代供養であれば、10万円~100万円程度の費用で供養や管理が可能であるため、総額のコストを考えると、お墓よりも費用を抑えることができます。また、生前のうちに申し込みもできるため、自分で色々と決められるというのもメリットです。

遺骨が合祀される

永代供養墓は、一定期間が経過すると、遺骨は合祀されるため、個人の特定ができなくなります。

そのため、手元供養ができなくなるデメリットがあります。

まとめ

今回は、納骨堂と永代供養墓の違いや、そのメリット・デメリットなどを中心に詳しく解説しました。現代の日本では、多様化により暮らし方や生活スタイルが変化していることで、お墓に対する考え方も変化しています。そのため、今回紹介したように、「ただお墓を建てる」という選択肢以外にも、納骨堂と永代供養墓などの自分に合ったスタイルを選択しましょう。

おすすめ関連記事

SEARCH

NEW POST

投稿日 2021.06.15
お墓は先祖代々受け継いで、次の世代につなげていくのが習わしでした。しかし、少子高齢化やDINKsなど家族の多様化に伴い、「子どもが娘しかいない」「そもそも、子どもすらいない」など、さまざまな
続きを読む
投稿日 2021.07.1
納骨堂はお墓の代わりになるもの、新しい供養の方法として、近年注目されています。人気の公営納骨堂には希望が殺到し、当選が厳しくなる一方ですが、それでも「納骨堂には抵抗がある」と考える人も少なく
続きを読む
投稿日 2021.07.1
一口に納骨堂といってもそれぞれの運営母体により種類があります。実際に突然の不幸と向き合ったとき、納骨堂で故人の供養をするならば、それぞれの運営母体による違いを理解した上で施設を選ばなければな
続きを読む
投稿日 2021.07.1
突然の不幸に際し、残された人が解決しなければならない問題は山のようにあります。お通夜、告別式のあとは四十九日、そして納骨です。大切な人に安らかな眠りを提供するにはどうしたらよいのでしょう?住
続きを読む
投稿日 2021.07.1
1人用または核家族用として、注目を集めるようになってきた納骨堂。「先祖代々受け継いでいくお墓と何が違うの?」「そもそも納骨堂って何?」という疑問をお持ちの方のために、この記事ではお墓と納骨堂
続きを読む
投稿日 2021.07.15
【詳細】 寺院名:宗教法人 璧圓寺(へきえんじ) 住所:兵庫県神戸市灘区灘北通2-7-2 TEL:078-861-1710 兵庫県神戸市にある璧圓寺は、天文四年(1535年)に宗順という僧侶
続きを読む
投稿日 2021.07.15
【詳細】 寺院名:臨済宗 瑞龍寺 住所:神戸市兵庫区吉田町3丁目5-7 TEL:078-681-1842 兵庫県神戸市にある瑞龍寺は京都の南禅寺を本山とした禅宗の1つ、臨済宗の寺院です。永代
続きを読む
投稿日 2021.07.15
【詳細】 寺院名:遍照光院 会下山別院 住所:兵庫県神戸市兵庫区西柳原町9-5 TEL:0120-086-846 兵庫県神戸市にある遍照光院は、永代供養付きの納骨堂を持つお寺です。本院と別院
続きを読む
投稿日 2021.08.1
近年注目が集まってきている納骨堂にはさまざまなタイプがあります。そして、その中に「位牌型」というものがあるのはご存じでしょうか。位牌型はほかのタイプに比べて利用料が安価であり、比較的維持費が
続きを読む
投稿日 2021.08.1
お墓の中でも最先端をいく「自動搬送式(マンション型)納骨堂」をご存知でしょうか。都心部に広まりつつある、入館も参拝も機械制御され、遺骨はバックヤードから自動搬送されてくるという画期的な納骨堂
続きを読む