神戸市でおすすめの納骨堂22選!口コミで人気の業者を厳選しました。

納骨堂の人気が高まっている理由とは?メリット・デメリットと合わせて紹介

公開日:2024/11/15  

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近年、数あるご供養の方法の中から、納骨堂の利用に人気が集まっています。納骨堂に注目が集まる背景には、社会情勢の変化やニーズの移り変わりがあります。本記事では、納骨堂に人気の集まる理由や、納骨堂利用時のメリット・デメリットを詳しく解説します。後悔のない供養のためにも、本記事を参考にしてください。

納骨堂に人気が集まっている理由

納骨堂が墓石や樹木葬などほかのお墓の形態と比べて人気を集めている理由はさまざまです。

そのなかでも、お寺に設置されている位牌型の納骨堂が特に注目されています。その理由を探ると、充実した供養が挙げられます。

承継が難しくなった社会的背景

まず、納骨堂が人気を集める背景には、墓地の承継が難しくなった現代社会のなかで、数百年にわたって続くお寺の存在への再評価があります。

納骨堂の多くがお寺の境内に設置されており、お寺という場所がもたらす安心感が大きな要因です。家族が代々遺骨を守るのは難しくなり、少子化や地元からの移動増加などの社会情勢の変化によって、それがより困難になっています。

その点、お寺は数百年という長い時間を超えて存在し、安定感のある場所を提供しています。このため、多くの人々が大切な遺骨をお寺に預けることに安心を覚えているのでしょう。

納骨堂の神聖な雰囲気

また、お寺の境内は神聖な雰囲気に包まれており、納骨堂もその一部として静寂で落ち着いた空間が提供されています。

住職やその家族が24時間在籍しているため、防犯上でも安心できます。さらに、近年ではマンション型の納骨堂も登場しており、お寺が経営する施設として、静かで落ち着いた環境が整備されています。

周囲の環境から区切られた納骨堂は、心を落ち着かせて手を合わせることができるため、人々の支持を集めています。

お墓の承継者がいない不安の解消

さらに、納骨堂を利用する人々の多くは、子や孫がお墓を守れないという不安を抱えています。

お墓を所有する場合、将来的に継承者がいなくなった場合には改葬が必要となりますが、改葬には多くの手続きや費用がかかります。

一方、納骨堂は家族が個別に利用できる施設であり、万が一お参りする人がいなくなっても、お寺が永代供養をしてくれるため、改葬の手間や負担が軽減されるでしょう。

納骨堂を利用するメリット

納骨堂を利用することには、従来のお墓と比べていくつかのメリットがあります。

価格の安さ

まず、納骨堂の最大のメリットは価格の安さです。

墓石の建立に比べて、納骨堂の料金は比較的安価です。一般的な納骨堂の平均相場は50万円から100万円程度であり、これは墓石を建てる場合の費用と比較して格段に安いものです。

墓石の場合、墓地費用と墓石費用を合わせると200万円から300万円近くかかる場合もありますので、納骨堂利用の価格の安さが際立ちます。

天候に左右されずお参りができる

また、納骨堂では天候に左右されずにお参りができるというメリットがあります。

屋内にあるため、雨や風、暑さなどの天候の影響を受けずにお参りできます。特にお盆の暑い時期や雨の日など、屋外でのお墓参りが難しい状況でも、納骨堂であれば安心して供養ができます。

掃除の負担が少ない

掃除の負担も納骨堂では少なく済みます。

屋外の墓石のように長期間にわたって雨や風、日光にさらされないため、掃除も比較的簡単です。埃を払い内外を拭く程度で済むため、手間がかかりません。

立地が良いことが多い

さらに、納骨堂はアクセスの良い立地に設置されることが多いです。

お寺の境内に設置されることが多いため、都市部でも利用しやすい場所にあります。これにより、お参りが容易になり、気軽に供養できるでしょう。

永代供養をしてもらえる

最後に、納骨堂では永代供養をしてもらえる点も大きなメリットです。

お寺の境内にあるため、後継者がいなくなった場合でもそのまま永代供養をお願いすることができます。墓石の場合は改葬の手続きや費用が必要ですが、納骨堂ではそのような手間が不要です。

納骨堂を利用するデメリット

納骨堂は屋内型のお墓として人気がありますが、選ぶ前に知っておきたいデメリットも存在します。

合葬される可能性がある

まず、納骨堂には一定期間で合葬される可能性があります。

一部の納骨堂では使用期間が決められており、契約期間を過ぎると中の遺骨は他の人と共に合葬されます。これは永代使用権を得る契約ではなく、一定期間の使用契約であるためです。利用を考えている納骨堂の使用期間に関する確認は重要です。

預けられる遺骨に制限がある

また、納骨堂では預けられる遺骨に制限があります。

遺骨は納骨壇の中に骨壷のまま納められるため、納められる遺骨の数には限界があります。納骨壇が満杯になった場合の対応や、お寺がどのように対処するかについても事前に確認が必要となります。

建物の維持管理に不安がある

さらに、建物や施設の維持管理に関する不安もあります。

納骨堂は建物の中にあり、老朽化やトラブルが起きる可能性があります。建物の劣化や災害に対する対策や、建て替えや改修工事の費用負担についても注意が必要です。

お供えに制限がある

お供えに関する制限も考慮すべきポイントです。

納骨堂では火の使用や生花などのお供えに制限があります。屋内施設であるため、火の使用や生もののお供えにより火災や異臭のリスクがあります。このため、お供え物に関する制限について事前に理解しておく必要があります。

まとめ

近年、納骨堂が人気を集める理由は多岐にわたります。社会的背景の変化やニーズの変化により、納骨堂が従来のお墓と比べて注目されているのです。安めな価格、天候に左右されないお参りの利便性、掃除の負担の軽減、アクセスのよい立地、そして永代供養を受けられる点など、多くのメリットがあります。ただし、一定期間での合葬や預けられる遺骨の制限、建物の維持管理への不安、お供えに関する制限などのデメリットも存在します。これらのメリット・デメリットを考慮しながら、後悔のない供養をおこなうためにも、納骨堂の利用を検討することが重要です。

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